今週開けまで良く雨が降りましたね。10日位雨が続いたと思います。やっと晴れたと思いましたが、週末にはまた台風が近づいているみたいです。みなさん台風対策万全でしょうか。
本日のブログ担当の池田です。
まずは、オタフクナンテンです。
オタフクナンテンは南天の仲間。南天というと「難を転じる」ことから縁起のいい植物とされて、年末にはお正月の飾り物として切り花が流通します。
丈が低くグランドカバー向き
樹高(草丈)が40センチから50センチほどで、大きくならない所と常緑であることから、グランドカバーにも向いています。また成長が遅く、頑健で病害虫にも強いのも初心者向きです。
春から夏、秋は、新芽が縮れていて決して綺麗では無いです。春には葉っぱが生え換わるので落葉して葉が少なくなります。また風の強い場所や乾燥するところでは乾燥で黒く変色してしまいます。
でも頑健で、冬の紅葉は目を引く
オタフクナンテンはいつ植えても大丈夫ですが、綺麗なのが冬だけだからです。他の季節のオタフクナンテンはさほどでもありません。しかし、冬の紅葉の鮮やかさは冬の庭に重宝します。
セイヨウイワナンテン
イワナンテンの仲間はツツジ科のなかでも花が小さく、下垂して咲く種類が多いため、せっかくの花が葉に隠れがちです。主に栽培されているのは、厚く光沢のある常緑の葉をもち、枝が弓状に伸びるセイヨウイワナンテン(Leucothoe fontanesiana)で、主に葉が観賞されます。日陰にも耐え、丈夫で育てやすく、病害虫も少ないため、中型のグラウンドカバーとして利用が広がっています。斑入り品種や矮性品種もあるので、好みによって選ぶことができます。
イワナンテンの仲間は常緑または落葉の低木で、約45種があります。そのうち日本には、落葉性のハナヒリノキ(L. grayana=Eubotryoides grayana)と山野草としても栽培される常緑性のイワナンテン(L. keiskei)が自生します。
アベリア
アベリアは、公園や道路沿いに数多く植栽されています。庭木としての利用はまだ少ないのが実情ですが、コンパクトで好みの大きさに剪定することができるうえに、花が美しいのはもちろん、斑入りなど、葉の観賞価値の高い園芸品種もあっておすすめの花木です。
アベリアは、19世紀中期にイタリアで作出された交配種です。両親の長所である四季咲きといえるほど長い開花期や、半常緑でありながら寒さに強いという特徴を受け継いだ、優秀な園芸品種といえます。
アベリアの野生種は、日本、中国、ヒマラヤ、メキシコに15種が分布する常緑、または落葉の低木で、日本には4種が自生しています。別名のツクバネウツギは漢字では「衝羽根空木」と書きますが、これはウツギに似た姿で、プロペラのように広がる5枚の萼が花後も残り、羽根つきの羽根のように見えることに由来しています。