本日ブログ担当の大西です
仕上げてしまうと分からないが、下地も大事
街を歩いていてもきれいに仕上がった門柱の塗装、タイルなど見ていて気持ちが良いものです。 仕上げの業者がもちろんきれいに仕上げていることもあるのでしょうが、その中身である、ブロック積みや 塗装前の左官仕上げがきちっと出来ていないと、仕上げをする業者もしにくいし、仕上げにもやはり影響が出るものです。 この最終的には見えなくなってしまうブロック積みですが、これを仕上げるからと言ってあまりに適当とは言わなくても見た目が あまり悪いと、仕上げへの期待度がかなり下がってしまいますよね。でも逆に下地のブロックの時点できれいだと期待度はグーンと 一気に上がります!
たとえば、この状態。これは仕上げにタイルを貼るのですが、ブロックを半分にカットしてRをうまくだして施工しています。 ここまでしてくれてあると、この後の仕上げはかなり期待できますし、実際きれいに上がります。
が、あまりにガタガタ状態だとすると、そのままの状態で仕上げるのが困難なので一度左官を入れて形状を整えてからでないと 仕上げることが出来ません。
手間も余計にかかってしまいますので工期も伸びるしいいことありません! きれいに仕上げるには下地の状態が大事だということですよね。 次に、塗装の仕上げの前の左官工事。これもひと手間掛けるとのちのち変わってきます。
仕上がって年数が経ってくるとどうしても発生しがちなひび割れ。ヘアクラックと言われる微小なものからもう少し大きいひび割れまで 、ブロックの継ぎ目や、くりぬいた穴の角など特に入りやすいのですが、これを少しでも軽減するためのひと手間がネットを塗りこみ時に 埋めて施工することです。
ガラス繊維で出来たネットを埋め込むことによってひび割れが軽減されます。
このように見えなくなってしまう部分ですが、大事な作業のお話でした!