こんにちは。本日ブログ担当の河野です。
さて本日は、私の仕事道具でもあるCADについてのお話しさせていただきたいと思います。
そもそもCADとは
CADとは「computer-aided design」の略で、パソコンで図面を作成するためのソフトです。
描くものによって専用のソフトがあり、その金額もそれぞれです。特に所謂3DCADというのは結構なお値段になっています。
弊社では、株式会社ユニマットリックさんの『RIKCAD』というエクステリア専用のCADを使用しております。
各種メーカーの商品や材料に限らず、外構工事や造園工事に欠かせない植栽や自然石のデータも入っているため、
実際の出来上がりをイメージしていただき易い図面を作成することができます。
このようにメーカー名と商品がずらりと並んでいます。
これは植栽データです。
ただし、ここに入っていないデータもあります。新商品やメーカーさんから製作の依頼がないものはデータ化されないようです。
そういう場合は、カタログやメーカーさんから配信されている姿図を元に作ったりもします。
細かいパーツの組み合わせになるので、手間と時間が掛かるのですが、やはりリアリティを伝えるにはそれも必要ですね。
但し、曲線の多い商品や複雑な形の商品を作るのはやはり難しいです。
この辺りは手描きのほうが融通が利きます。
作図時間に関しては、リアルであるがゆえに、誤魔化しが利きにくく、作り込むのに時間が掛かります。
ただし、一度完成してしまえば、色を変えたり、角度を変えたりすることが比較的簡単です。
他の特徴としては、パソコンデータのため、図面管理がし易い点が挙げられますが、
突然の停電や操作ミスで、作成したデータがなくなってしまうこともあるので、100%安心はできません。
自動バックアップで助けられたことが何度もあります。汗。