こんにちは。本日ブログ担当の河野です。
『CAD図面ができるまで』
長きに渡って連載してきたこの企画も、今日で最終回です。
前回で形はできあがりました。
ここからはお客様にお見せし、尚且つ、現場の職人さんに見て施工してもらうものへと仕上げていきます。
最後の仕上げ
まだ塗りつぶし(模様)の入っていない場所や下草を表す線が描かれていないので、足していきます。
併せて図枠や縮尺、立面図も入れてみます。
図面らしくなりました。
立面図はいつ作ったの? と思われる方もいるかもしれませんが、立面図は3Dと同時にできあがっていくような形なので、
必要な部分を足したり、不要な部分を消したりという作業のみです。
このままではまだ図面として不十分なので、文字による情報を足していきます。
主に引き出し線というものです。
引き出し線とはその部分の説明を書いた線のことです。
図だと乱形石を使っているとわかりますね。端をそろえて書くなどの工夫で、図面の見た目も違います。
他には寸法や施工上の注意点、仕様表を足します。
これで図面は完成です。
ただし、パースはまだ完成ではありません。
皆様に見ていただいていたのは、作業途中で画面上に表示される、簡略したもので、最終的に「レンダリング」というのを行って
画像データに変換する必要があります。
これがレンダリング途中の画面。下半分がまだ消えている状態です。この作業が結構時間かかります。
待っているだけなのですが、全体的にパソコンが重くなります。笑。
完成!
青空も広がって、綺麗な画像に仕上がりました。
『CAD図面ができるまで』 これにておしまいです。最後まで見ていただきましてありがとうございました。
外構工事、造園工事のご依頼は是非、株式会社桑和にご相談ください。
スタッフ一同お待ちしております。